月記どころか……季刊誌？
仕事柄年度末が４月なのですが案の定そのあたりがやたら忙しく、気付いたら１ヶ月どころか３ヶ月も経ってました。これじゃ季刊誌ですがな（笑）テレビとか見ながら「あ」とは思うんだけどね。それがベッドに寝ながらってのがダメなんだな。
そんなこんなで気付いてみたらいろいろ誕生日も過ぎてしまい。今さら感ありますがやまぴー24歳、こやま25歳おめでとう。もうこやまも25か！四捨五入したら〜みたいなところに突入してしまったのね。それを言ったらリーダーなんて今年の11月には39になってしまうんだけどね！
さて今回の季刊誌は？（爆）
とりあえず『コール』『セミナー』とコヤシゲ舞台についてお送りします。
■千秋楽は大阪でしたその１
もう３月の話になりますが、小山の舞台『コール』の千秋楽が3／1にあったので行ってきました。
18:00からの公演だったんだけど、なぜか急に午前のみ仕事が入り死ぬ気で電車に飛び乗って劇場に着いたのが10分前。一番どきどきしたのは地元駅で切符を買っている時でしたけどね。
舞台も3回目になればすっかり小山も慣れたもんで。それにしてもものすごい量のセリフでした。『フォーン･ブース』という映画を元にしたもので、奥さんや仕事の相手にちゃらいウソを普段カマしている男が電話ボックスに閉じこめられたまま狙撃犯に狙われ、電話で脅迫され続けるというもの。話の中心がその脅迫犯とのやりとりなので、相手の姿は見えないんですよね。しかも（これはパンフに書いてあったけど）わりと相手のセリフに同じようなものが多く、きっかけ間違えそうなものばかりで、結構覚えるのも大変だったんじゃないかと。でも堂々とやり遂げてました。小山すっかり立派になったよなー。
この日は奈良の友人と晩ごはんを食べてジャニトークを繰り広げた後、グランヴィアで一泊してから午前中に帰ってきました♪めったにお泊まりはないので楽しかったなあ。
■千秋楽は大阪でしたその２
加藤成亮初舞台『セミナー』。あまりにも事前の『暗い、重い、セックス中毒』みたいな怪情報が飛び交ったため*1、「どんな舞台なんだよー！」と戦々恐々だったんですが（笑）終わってみればよかったんじゃないかなと思います。
アメリカの劇作家の書き下ろしだそうですが、当て書きかと思うくらい似合ってました。フィレンツェに来たアメリカの学生のグループの中で起こる人間模様なんですが、その中でも一際いわくありげで人付き合いの悪い、それなのに女生徒や女教授と次々関係せずにいられない主人公ローレンが自殺を図り、その一命を取り留める……というところまでを描いています。とにかくこのローレンが怒るわわめくわ口説くわ泣くわと大変な役で。これが比較的ノーブルに演じられていたのがシゲのすごいところだなあと。綺麗でしたよ。ただ、表情と上半身は完璧なのに下半身（特に足）のスタイルが決まらない……ダンスが出来ないってこういうことかー！とちょっと思ったり（笑）そらそうだなあ、まぼは舞台でもくねるし小山は舞台でも動きがちゃらいし……ベースとなるボディコントロールはそう変わらんよね。ダンスの美味い人の舞台って身体の動きで引っかかったりはしないよね……*2
アメリカ演劇っていうと前にまぼと大野くんで演じた『TRUE WEST』を思い出します。あれは話が今回以上に重くて、しかもラストは弟（大野）が兄（まぼ）の首を絞め、荒野へと出ていこうとしたらその兄が起き上がって扉の前に立ちはだかる……というところで電気が落ちるという、「おいおいおいおい！！」というところで話が終わるんですね。それに比べたら今回はまだまだ親切な終わりだったと思います（ローレンが生きていたことが分かるから）。まーこういうのの後は軽いコメディが見たくなるな。まぼも「日本のものがいい」というわな。それでJAILBREAKERSができたわけですが。
ところで、あたしは初日、１週間後、千秋楽と３回見たわけですが、ぜんぶ左サイドからだったのでちょっと残念でした。初日が最前だったんだけどすげーはじっこで、とても全体どころじゃなかった。ローレンとジェイソンの酔っぱらいコントシーン（笑）は目の前で見られましたけどね。目の前に立つと「意外とでかい……」と感じました。東京は結構なスピードでしゃべっていたと思うのですが、大阪ではずいぶんペースが遅くなっていたのでびっくりしたなあ。また、やっぱり最後の大阪は声が跳ばなくなってた気がしますね*3。これはシゲに限らず本職が舞台じゃない若者はみんなそんな感じでしたが。テスとジェイソン役の人は完全に劇団の人なので、最後まで声出てましたもんね。訓練の差かなあ。まあ小山なんか『コール』はずいぶん声が出てたのでこれからの練習次第かな。シゲの演技もこの２人とやるシーンはつられてよくなる気がしてましたね（笑）
