M2 Kaleido

ジャニヲタあるふぁがmixi、はてなダイアリー、interviewsなどで書いてきた2001~2013の記事をまとめた倉庫。現在は『MK LIfe』をものっすごく思い出した頃に書いてます。

曲の歌詞に担当さんを重ねたことはありますか?その曲名を教えて下さい。ジャニ曲その他問いません。

個人的に、「歌い手の背景を背負っている歌」が好きなので、そのグループの持ち歌には重ねてしまう曲が多いんですけどね。
ジャニーズじゃないところで野猿の『Be Cool!』という歌があったんですが、思いっきりジャーナリズムの作り手であるメンバーが「右から左へ流れるように/安手のニュースが賑わってるよ/真実をニーズに脚色されて」って歌ってるの。これ毒っぽくて色気があるでしょ!
ただ歌を聴きたいだけならわざわざコンサートに行く必要もないわけで。四十路過ぎてもSMAPTOKIOがアイドルたるゆえんは「楽曲が背負っている歌い手のキャラクターとドキュメンタリズム」だと思うのです。そして2012年最も濃厚な物語を背負っていたのがNEWSだったのではないかと思うのです。


SMAP

夜空ノムコウ
生まれて初めて衝動買いしたシングルCD。

「あれから僕たちは 何かを信じてこれたのかなあ」
このフレーズをツートップに歌われてみてくださいよ!「何かって何?何っっ??」って問い詰めたいじゃないですか(笑)

今でこそ「プライベートで遊ぶ仲じゃない」にしてもグループの絆を疑うようなチームではなくなってますが、当時のSMAPといったらまだまだ繊細なあやうさもあったし。

・STAY
基本的にはラブソングなんですが、……。
タイミング的にはSMAPデビュー15周年、彼らの足跡もなぞらえた歌だと思っています。

「大事なのは続けること 楽しいだけでいれないときも」
この歌詞を中居さんに歌われたらもうもう!

「永遠なんて言わないからさ 5,60年それだけでいい」

現に20周年にこの曲を使った名MADを作られた方がいましたね。
(のださんたちじゃないよ。動画の方ね)


TOKIO

・SUGAR
TOKIO全員で作った自作曲なんですけど。

「日々をくぐり抜けて 君のところに向かっている
まだ道は続いてるから 君のことだけ考えながら歩いているんだ
歩いているんだ 考えながら 逢いに行くから」

……もともとはTOKIOが「君の街に逢いに行く」という思いを込めた歌詞、のはずなんですが、遠征しながら聞いてると主人公がこっちになっちゃうんだよね。「逢いに行くからー!」って。
だってほら、武道館公演じゃ、「逢いに来てくれる」とは思わんでしょう(笑)←埼玉県民

・LOVE YOU ONLY
ライブに行ってて勘違いするための曲なんですけどね(笑)

「君が熱い恋をするなら 相手は僕しかいない」

そうだろそうだろ!アンタ達にはあたしらファンだけだろ!
アタシ達もアンタ達しかいないよー!\(^O^)/
……といいつつ掛け持ちしたりしてるのは気にしないことにしてるんだぜ!(笑)


■NEWS

・エンドレス・サマー
『フルスイング』はもともと「NEWSの現在をなぞらえて」書いてもらった曲なので重なるのは当たり前っちゃ当たり前なんですが(もう名曲中の名曲ですよ……)。
発表当時「いい曲だな」とは思っても決して重要な扱いをされてなかったこの曲が、この再始動の夏を迎えて……化けた。

「追いかけるたびに遠ざかってく 虹のようなあの日々は
輝きだけを胸に残し 終わりを告げた
まだ夢に夢見た季節がここにあるから
僕らは行くよ もう一度 輝く自分を探す旅
やがて僕らがありふれた大人になっても
扉はいつも きっと あの夏につながっているから」

もう「あの夏」っていうのは、あたしにはあの秩父宮で4人と過ごしたコンサートにしか思えないんですよ。でもこの曲作られたの2010年だけど。なんなのこの予言曲(笑)

・Smile Maker
「笑え!苦しいときこそ 辛い数だけ笑顔見せてよ
さぁ声上げて Wow いっそ笑い飛ばして Goes on
自分の為じゃなくても 誰かのために笑おう
喜んでくれた顔が 与えてくれる力を」

一番しんどかった時期(2011年秋ですね)にこの歌を思い浮かべるときにシゲの顔が浮かぶんですよ。実際シゲも好きな曲にあげてくれたこともあったしね。


・もし持ち歌以外で……となると、切実に思い続けていたのがこれね。
『STAY』を新生NEWSのメンバーに。

「この先どうしようもなく すれ違ったり
言い争いがあったりもしても
どうか道の途中で
手を離そうとしないでよ
ちゃんと繋いでてよ」

この曲、『フルスイング』とは別の作詞家さんが書いているのに、なぜか「賽を振れ」という共通のワードが出てきたりして。ちょっと興味深かったりします。

「We'll be together Yours ever
あなたと共に歩こう
いろんなことを乗り越え
たったの50年 一緒に……」

……今年10周年のNEWS。SMAPと同じように20年目とその先まで見ていたいんです。