M2 Kaleido

ジャニヲタあるふぁがmixi、はてなダイアリー、interviewsなどで書いてきた2001~2013の記事をまとめた倉庫。現在は『MK LIfe』をものっすごく思い出した頃に書いてます。

アコライブと『5 AHEAD』

 アコースティックライブが12/2だと知って、「その日だったら行けるかも」と『DR』を1枚買って応募したら当たりましたよ15時の部。で、その後ぴぃ。ちゃんからもお誘いいただいたので18時の部とで2回見ることが出来ました。わーい。
 そしてそのアコースティックライブはいったい何だったかっつーと、よーするに『5 AHEAD』宣伝トークライブといった感じでしたな。いやまあ、わざわざ応募してライブ来るくらいだから、もちろんあそこにいる人々はアルバムも買うつもり満々だったわけですよ。じゃあ何をいったい宣伝する気か?というと「一人1枚ではなく、複数枚買わせる」ということだったと。なんだかなあ(笑)
 しかし、これからぜひ聞きたいと思っていたアルバムの解説をメンバー自らやってくれるわけだからすっげー面白かったすよ。はっきり言ってメンバーをちゃんと視認できている人は会場の半分以下だったろう状況なので、いっそ会話の方が聞こえるだけマシ、腹も立たないと言うか(笑)

 で、結局アルバムは初回版B(土まみれ)を買いました。中の写真のまぼが可愛いと聞いたから。で、新星堂まで行って水のポスターもらいました。ビジュアルははっきり言って水の方が断然好み。胸に手を置いてこちらを見るまぼがまるで夢見るような表情で、そのままどっかに漂っていきそう。太一が一生懸命頭を上げてこちらに向かってにこってしてるのが別の意味でかわいいっす。「おお!さすがカメラ目線の権化!」みたいな(笑)通常版の歌詞カードはレンタルしてきてみてみようと思ってます。


 で、アルバムの感想。新曲少ねーじゃん!と思ったのはまあおいとくとして、かなり好きです今回のアルバム。気合い入ってるのも解るし聞いてて楽しい。


・HEY!Mr.SAMPLING MAN
 チャリンコソング(=チャリに乗りながら聞いていると妙にはまる)。ライブでもはまるだろうな。『メッセージ』『DR』を書いた久保田光太郎氏の作品だけど、結局彼がしたことは何かと考えると「TOKIOにふっつ〜のロックソングを書いて寄越す」ことだったのではないかと。そしてそれを何よりも彼らは欲してたんじゃないかなあと思うんだけどね。彼らの喜びようを見るにつけ。

・DR
 これはねえ、好き。さっきも書いたけど、普通にロックだよね。でもちょっとノリがポップなので聞きやすいっす。しかしこの曲……「この身体どのくらい持ちそうですか?」って、なんか走り続けてバラバラになりそうな人の歌じゃないですか。命限られた病人じゃないんだからさあ、どうよ(笑)

・どいつもこいつも
 今聞いてもおっそろしくきらきらした曲。派手だねえ。個人的にはライブの印象が強い曲(そこで初めて覚えたからだろう。シングルは極力買わない主義なのでな)なんだよね。またステージでやってほしいなあと。

・Baby Blue
 兄ぃの歌、爽やかねえ。大人ねえ。美しいねえ。TOKIO屈指のツインボーカリスト(本人達曰く『本妻と愛人』(笑))がここまで歌い方が違うっつーのが面白いなあと思うのね。それがTOKIOの幅の広さにもつながるし、逆に兄ぃが歌い方に悩んでしまうところなんだろうなあと思う。 あたしはそもそもリーダーの曲って好きなんですよ。『オレンジ色の太陽』も好きだった。『Cool So Rock』なんか尊敬してるもん(笑)
 ……ただ、余りにも美しすぎて、このクセ激しいアルバムの中だと印象薄いのが難点かね。

・04515
 あんまり言ったことないんだけど、あたしは実は太一ボーカル大好きだ。TOKIOの中では唯一歌声に切迫感がある人。単純に声量的及び声域的問題があるのかも知れないけど、ギリギリ追いつめられてる感じがするんだよね。太一と長瀬の声はよく似てるんだけど、違いがあるとすればその切迫感なのね。長瀬はさすがボーカリストだから、歌い方に余裕があるもん。
 で、この曲って太一にとってはかなりキーが高い。それで長音符多いからその切迫感がもっとはっきり出る。そこに絡んでくる長瀬の余裕あるコーラス(絡む音がかなり音符が上下する、フェイクっぽさもある)。必死で逃げる者と虎視眈々と狙う追跡者、みたいな感じがしてね。かっこいいです。このサビの辺りがちょっとMOON CHILDとか思いださせるなあ。好きだったんだよね。
 ところでこの曲のタイトルの意味、知りたいです。誰か教えてくれよん。

Only One Song
 あたし的にはどうでもいい歌(笑)なんか、する〜と通り抜けていきますね。ラップもこれだけずっと歌ってると歌詞が頭に残らんでしょ。一番残るのは「We are never give up!」ってとこ。「ねばぎばだあ!」なんて思ってしまう(笑)

・カンパイ!
 本当のことを言えば、あまりわざわざ聞きたい歌ではないんですが……でもなぜか聞いてると最後の方なんて10%くらい泣きそうになるね、感動して。この矛盾はなんでしょうかね。我々団塊世代ジュニアにカンパイ(笑)

・Sugarless Love
 いやはやなんともコメントに困ったなと(^^;) いやさー、楽曲はめっちゃかっこいいし、まぼってばおっそろしく歌上手くなってるし(……って、パープルルージュと比べてるのが間違いなのか?いやでも、この間のプレゾンの歌は普通にまぼだったし)、骨太っぽいんだけどさ。でも、歌詞があれなわけですよ。
 まあ、なまじ最初に情報先行しちゃった(笑)のが冷静な判断を妨げてる部分はなくはないんだろうけど、しかし結構歌詞自体は示唆的な感じが強いのでよほどよく聞かないと、少なくとも曲聞いただけじゃ援助交際(というか、もっと年齢層上なものを想像しちゃうんだけどね)がテーマとは気づかないんだよね。それなのに、歌詞としてはしっかりと「欲望の穴」と「抱かれ抱かれて」が耳に飛び込んでくる(笑)いやまあ、前者はともかく、後者は……どう聞いたって歌い手一人称だってばー!きゃー(笑)
 すごく冷静に考えれば、女性一人称の歌詞を男性が歌うってのはなくはないのね。古くは『さそり座の女』から(笑)最近ならポルノグラフィティの『サウダージ』なんてそうでしょ。でも、この二つの曲は全部全部が女性言葉だから、ちゃんとそれが解るんだよね。でも『Sugarless Love』の歌詞は、特に歌として聞いてる限りは女性主人公ということに気づきにくい。それだけにまぼがボーカルで「抱かれ抱かれて」と歌い出した日にゃあ……そらー腰抜けますがな(^^;)  まあ、この「楽曲も歌も何処までも男らしくてかっこいいのに突然サビで女性的になっちゃったりしてびっくり」ってあたり、松岡昌宏って感じ、するけどね。どこまでがアンタの計算なんだおちまさと!今度友達がインタビューする(雑誌の編集者ね)と言ってたけど、代わって聞いてみたいものだ。

 なんかもう、この曲は好きとか嫌いとかいう時限超えちゃったね。勘ぐり過ぎちゃって素直には聞けないですごめんまぼ。これが超受け受けしい曲だったりしたらここまではまらなかったかも知れないけど(想像の余地がなくなるじゃないですか)、なまじこんなにかっこいいだけに……あたしには立派にゲイソング(爆)
 コンサート、ほんとに楽しみっす。どうやって踊ってくれるんだろう。わくわく。

・T2
 おもしろいっすよ。ちょっと『未来派センス』に似てるけどずっと大人でファンキー。ピアノサウンドからアップテンポへの持っていきかたとか、やることなすことマニアック(本人こう呼ばれることを喜んでそうでヤだけどな)。ライブでやったらまぼが死にそう。

 ちなみに、あるふぁは微妙に遅刻が多い(5分遅れが多いのねん)ので、そういうときにチャリ乗っててこの曲聞くと、げっつムカつきます(笑)

・36℃
 びっくりファルセット!すげーっすよ。SMAPだったらコーラス隊にやってもらうものを、自分たちで歌ってんだよー。そういえば、アコライブで太一が裏声で高音出して「なんか何人もいる感じ(=音が割れる)」といってましたが、どうしてどうして上手いこと。とりあえずこのコーラスに酔ってるだけで1曲終わります。すごいすごい。
 しかし、ほんとにリーダーの歌詞は甘いねえ。メロディに歌詞をのっけたときの響きがすごく綺麗ね。全体トータルのコンセプトというより、パーツパーツが綺麗。『星に抱かれよう』のところなんてうっとりですよ。

・メッセージ
 これはなんか、歌ってるところ見てるほうが面白いような。掛け合いしてるところはかっこいいですが。
 しかしもう、天近って遠い過去のことのように思えてしまうね。まだ半年前なんだけどねえ。ちょっと懐かしい気分。

・Symphonic
 いやこれは……すごいね。ちょっとアニメソングorゲームテーマソング的なきらいもあるけど(笑)、荘厳な音色がわーっと広がって行く感じ。長瀬もかなり歌い方変えて頑張ってるなと(ぐっさんの歌っぽいといった気持ちは解る)。聞くごとにはまっていく感じがするね。

ひとりぼっちのハブラシ
 つんくの歌ってさあ、女々しいよね(笑)果たしてこれが表桜庭裕一郎の歌でよかったのか?という疑問はすごーく残るのですが、「裕ちゃん」ぽいことは間違いないので……微妙だ。


 さて、おまけCD。
 「新リーダー決定?編」の方派なんか結局城島賛歌だったねえ。まあTOKIOってそういうバンドなんだけどな。なんかもっと「○○がリーダーだったら」のトークをふくらましてほしかったな。
 「新ボーカリスト決定?編」の方がはるかに毒あった感じ。これはひとえに兄ぃのせいでしょう。かっこよか〜。まぼはきっちり長瀬の味方をしてます。その辺に萌えた人も多そうだな。こっちの方が個人的には面白かった。具体的に「この歌歌いやすい、歌いにくい」てのを話してるのが元合唱団員としては興味津々でねえ。
 本人談を聞くまでもなくボーカリストは何でも歌えなきゃいけないわけで、特にTOKIOってのは人からマネジメントを受けてる分よけいその傾向強いんだよね。自分たちで曲作る分には得意な曲ばかり作れるじゃん?TOKIOはそうじゃないからさ。『どいつもこいつも』と『メッセージ』、そりゃー歌い方も相当違ってくるがな。TOKIOはボーカル長瀬、サブボーカル山口、メインコーラス太一というのが基本構成なんだと思うけど、太一とぐっさんの歌の得意な部分があまり重ならないので長瀬がその間を取り持つような感じになってきているのね。否応なしに歌い方の幅を広げさせられているんだなー。もうリーダーやぐっさんはそんなに歌い方も変えてこないですが、下3人は今回相当『歌い方を変える』訓練をした感じでね。面白かったです。


 今度のライブ、楽しみだ♪しかーし、行くことが出来るのは日程都合上福岡と北海道と武道館オーラスのみ。なんでしょうね(^^;) みなさん、たいまぼネタあったらぜひいろいろ教えてくだされ。ネタバレ大歓迎というか、あらかじめ自分なりの見所ガイドもっとかないといろいろ見落として帰って来るんだよね。結構ナマで本人達見るときはパンピ視点に戻ってしまうあるふぁであった。